【レビュー】KOSS SP540試聴。低音と装着感が魅力!
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2万円前後のポータブルヘッドホンを探すために色々と試聴中です。
今回はKOSS「SP540」を聴いてきました!
一言で表現すると「装着感の良い、低音ヘッドホン」って感じでした。
【試聴機材】
Astell&Kern AK120
【試聴曲】
【試聴場所】
eイヤホン 秋葉原店
KOSS「SP540」レビュー
本体の質感
本体は全体的にプラスチッキー。高級感はあまり無いですが、デザインとあいまって、独特の存在感があります。ケーブルは着脱式で太すぎず細すぎずといった具合です。取り回しは良いと思います。
装着感
ずれにくく、良い装着感です。耳がすっぽり覆われまずが、側圧もそれほど強くなく、イヤーパッドの感触も良いので違和感がありません。ただ熱がこもりそうなので夏は暑そうです。
音質
モニターライク、分離性能などという言葉とは真逆の音ですね。元気な中低音がまとまって飛び込んできます。楽器をバラして聴くよりは、ノリを楽しむヘッドホンと言えそうです。ロックやダンスミュージックと相性が良さそうですね。
絢香「にじいろ」を聴いてみると思わず「絢香、太った?」と言いたくなりました笑。絢香の声が野太くパワフルになっています。音の解像度は高くないので、細かい音を楽しむことはできませんでしたね。でも、とにかくKOSSらしい元気な低音のヘッドホンという印象でした。
総評
いやー、濃いキャラクターのヘッドホンですね。はっきりいえば「音質が良い」とは決して言い難い機種ですが、魅力のある音だと思います。ハマる人はハマるかもしれません。ただ左右の分離性能が高い音に慣れてしまっている人には、つらいヘッドホンですね。でも、低音重視の人には決して悪くない機種だと思いました。