【レビュー番外編】SHUREを買った理由の話
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どもう!どもう!すぎやまです。
こうして偉そうにレビューなんて書かせてもらってるわけですが、ある時ふと心の声がワタクシにこう言ったんです。
「お前、偉そうに高音が出るだの低音が出るだの、のたまってくれてるけど何と比較して言ってくれてんの?」
「お前の感覚なんざ誰も知らんのじゃボケ、カス、次言ったら殺すぞ。お前の脳みそグランド分離するぞ。」
ってね。
確かにその通り。比較するものが無ければ、低音が出ると言っても何のことやら分からない。ワタクシは今まで何と愚かなことをしてきたのか、申し訳ない。こうなってはワタクシの脳みそをフルバランスにしてお詫びするしかない・・・。
そう思ったワタクシはハンダごてを手に取り、ハンダを溶かしたのであります。鉛色のハンダが「シュワシュワ」と音を立ててこぼれ落ちていきました。その時、ワタクシは思いついたのでありました。
「シュワシュアを買おう」
そう、イヤホン好きなら避けては通れないブランド、それがSHURE。たまに「シューレ」って発音する人に会うと、指摘すべきか迷うブランド、それがSHURE。イヤホン好きを自称しておいて「SHURE?聴いたことないな〜」なんてヤツは、Micro iDSDの最大音量で一晩エージングされてしまうほどメジャーなブランド、それがSHURE。あぁ、怖ひ。
SHUREはあまりに一般的になってしまったため、オタクからは返って避けられてしまうほど。こいつをリファレンスにすることに反対できる人がいるだろうか?否!いるはずがない。ということはSHUREさえ買えば、ワタクシは脳ミソをグランド分離しなくてすむ、ヌホホ。
ということでワタクシ、喜び勇んでSHUREを買うことにしたわけですが、SHUREからはイヤホンがたくさん出ているわけです。そこのチョイスを誤ればワタクシはイヤホンを買ったあげく「そんなの買ってんじゃねぇよ。クソ耳低音厨が!」と怖いオタクの人たちから、人生をラインアウトさせられかねません。
やはりここは民主主義。SHUREで一番人気のイヤホンを買うのが定石。
さっそく価格コムで検索してみます。クチコミ数でソートした結果がこちら。
なるほどね〜。535と215が人気なのは一目瞭然。846も人気だけど、クソ高いのと535や215ユーザーと比較すると絶対的にユーザー数が少ないので却下。主にクソ高いので却下。
問題は535と215のどちらを買うか。困り果てたワタクシは「ついった~」なる文明の力を使って英霊を召喚。その高貴なる英知を拝借したところ「両方買え!ボケ!」の一言。なるほどね。その通りだす。
ということで本日さっそく購入。
両方とも中古があったんで、SE535とSE215Speの2つで32,000円ほど。1ヶ月ほど食事を我慢するだけで買えるのだから安い安い。
今さらこの2機種をレビューするほど厚顔ではないけど紹介だけ。
535は3ドライバーのフラットな音を出す素直なヤツ。低域から高域まで過不足なく出る、3ドライバーイヤホンのお手本みたいな存在。音もクリアさには少々欠けるがいたって自然。言い換えれば面白みは皆無。ゆえに日本限定の535LTDが発売になったのだろう。今回はリファレンス機が欲しかったので、よりフラットな535を選択。(決してケチったわけではない)
215はSpeの方をチョイス。こっちの方が話題になることが多いし、持ってる人が多そうなのが理由。215Speは低音をフューチャーしたモデル。昔は「コスパ最強イヤホン」なんて言われたこともあったけど、調子にのっているうちに値上がりしてただの「イヤホン」になってしまった悲しいヤツ。高音は苦手だがノリは良いので、中学の頃、勉強はできなかったけど体育は得意だった小林君を思い出す。
ということで、あれこれ書いてしまったけど、今後ワタクシのイヤホンレビューのリファレンス機はSE535とSE215Speとなります。特に断りなく「低音が強い」「解像感が高い」といった表現が出てきた場合はこれらの機種との比較を思い浮かべて頂けると幸いです。
今後ともご贔屓に。よろしくお願い致します。
【国内正規品】SHURE カナル型 高遮音性イヤホン SE535 メタリックブロンズ SE535-V-J
- 出版社/メーカー: SHURE
- 発売日: 2010/08/10
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【国内正規品】SHURE カナル型 高遮音性イヤホン SE215 Special Edition トランススルーセントブルー SE215SPE-A
- 出版社/メーカー: SHURE
- 発売日: 2012/11/28
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