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【レビュー】Aurisonics BRAVOシリーズ 4機種を聴き比べ!

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どもども。

未だに書き出しの挨拶が固まらないので、書き出すのに30秒くらいかかっているすぎやまです。

 

今回は、AurisonicsのBRAVOシリーズをようやく試聴することができたので、聴き比べをしてきました。その感想をご紹介したいと思います。

 

BRAVOシリーズってなんじゃいって方はこちらからどうぞ!

【どれが好き?】Aurisonics「BRAVOシリーズ」発売日が決定 - ヘッドバンク 〜ヘッドホン・イヤホンの最新情報〜

 

Aurisoncs「BRAVOシリーズ」レビュー

質感や装着感は?

今回のBRAVOシリーズですが、エントリーモデルのEVAを除いた3モデルの質感や装着感は変わらずです。3モデルのフィット感はそこそこ良いのですが、純正イヤーピースの材質がゴムっぽい素材で個人的にはしっくりきませんでした。奥まで入れづらいというか、引っかかる感じがします。この点はちょっとマイナスですかね。

質感はプラスチックな感じで良いとは言いづらいですが、とても軽いので装着感は良く感じます。ケーブルもねじり込んであるので取り回しはGOODですね。

 

値段的に納得感の高いラインナップ

今回の4モデル、EVA、KICKER、FORTE、HARMONYは価格別のラインナップになっているのですが、聴き比べてみると「なるほど」と思う音づくりになっていました。

エントリーのEVAは、ダイナミック1発でやや中低域にフォーカスが寄っていますが、比較的フラットな音づくりになっています。

その上のKICKERも同じくダイナミック1発ですが、こちらはEVAよりもさらに低域を強調したモデルになっています。EVAに「音楽的な楽しさ」をプラスしたような音づくりですね。

さらに上のFORTEになると、KICKERの音にBAの明瞭さをプラスした音になっています。ダイナミックとBAの音の割合は75%:25%といった具合に感じられ、全体的にダイナミック感が強い音だと思います。

一番上のHARMONYになると、FORTEからさらにBAイヤホン感が強まった音になります。ダイナミックとBAの音の割合は25%:75%という感じで、一聴した時はBAイヤホンかな?と感じるような音になっています。

 

HARMONYからKICKERに付け替えて聴くと、KICKERは少しこもったように聴こえるので、やはり価格差なりの性能差があるのだなと感じます。

 

個人的なオススメは「KICKER」

順番に聴いていくと確かに上のモデルの音質が良いことは間違いないのですが、では一番上のモデルを買うべきかと言われるとそれは別の問題な気もします。

上のモデルになるほど高域の明瞭さが増し、くっきりはっきりした音になるのですが、そのぶんだけ高域の主張が強いサウンドになっています。クラッシュシンバルの音などはかなり強烈に聴こえるので、好みが分かれるサウンドのような気がします。

 

さらに言えば、ハイブリッドイヤホンにはA83やQE80といった優れた銘機があり、それらと聴き比べてどうかというのはかなり微妙な問題のように思います。(音の傾向は違いします。あくまで好みとして考えるとということです。)

エントリーモデルのEVAもリケーブルできるとはいえ、同価格帯のIE60と比較すると厳しい勝負かなと思ってしまいました。

 

そんな中で魅力的に見えてくるのがKICKER。重すぎず軽すぎないバランスのとれた低音は楽しく、軽快に音楽を鳴らしてくれます。装着感やハウジング素材も上位モデルと遜色がないのがうれしいところです。

ということで、ワタクシがこの4モデルの中で買うならKICKERを選びますかね。(上のモデルも魅力的だとは思いますよ。)

 

総評

Aurisonicsの新作は軽快なサウンドのイヤホンでした。上位モデルはハイブリッドながら不自然な音は少なく、クオリティーの高い音を届けてくれます。

イヤホンに求めるものが、音の細部の正確性や情報量だという方はHARMONYをオススメしたいですが、ロックなどを中心にノリ良く軽快に使いたいという人にはKICKERをオススメしたいと思いました。

デザインも個性的で可愛らしいので、ぜひ試聴をオススメします!

 

 

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