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【どうなるハイレゾ!?】ソニーのウォークマン事業「分社化」を考える

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SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST

ども!すぎやまです。

知っていた人は知っていたニュースですが、10月1日からソニーはウォークマン等のオーディオ&ビデオ事業を分社化します。

 

ハイレゾ・オーディオ等の高付加価値戦略を推し進めるようです。

 

「分社化」ということは、ソニー本体から"会社"として事業を切り離し、独立採算にするということになります。

 

今回は、分社化にはどのようなメリットとデメリットが考えられるのか?

そして、それが私たちにどのような影響を及ぼすのか考えたいと思います。

 

SONY ウォークマン ZXシリーズ  128GB ハイレゾ音源対応 シルバー NW-ZX100 SM

 

ソニー分社化のメリットは?

意思決定のスピードが上がる

今回の分社化で考えられるメリットは、意思決定のスピードアップです。

ソニーといえば大企業。さすがにソニークラスの企業であれば、全ての製品の発売をCEOが判断するということはありません。とはいえ、企業のピラミッドサイズが大きくなるほど、製品リリースまでの時間は長くなるというものです。

 

(余談ですが、サムスンが成功できた1つの要因には意思決定の早さがあります。) 

サムスンの決定はなぜ世界一速いのか (角川oneテーマ21)

 

その点、会社を分社化すれば会社のサイズが小さくなります。当然、ピラミッドのサイズも小さくなるわけですから、製品リリースのスピードも早くなることが予想できるわけです。

 

これまで他社(特に中華系)に遅れをとっていた分野でも、期待した製品が素早く出てくるようになるかもしれません。

これまで「ソニーがこういうの出してくれたらなぁ」と思うことが多かった人は、期待して見守っていきましょう。

 

ソニー分社化のデメリットは?

"横"の繋がりが使えなくなる

一方、分社化のデメリットはと言うと、まず考えられるのが「シナジーを使いにくくなる」ということです。

 

ソニーはビデオやオーディオだけでなく、テレビやPC、カメラやスマホなど様々なノウハウを持っていますが、分社化することで、それらのノウハウを組み合わせた商品が作りにくくなります。

 

同じ会社であれば、気軽に相談できたり頼みごとをできていたのが、別会社ということになれば、正式な手続きが必要になるのが一般的です。飲み会の場では相談できるかもしれませんが、勤務時間中にお願いするのは難しくなるでしょう。

 

そうなると、ソニーらしい一風変わった製品は期待できなくなるかもしれません。

「踊るスピーカー」の発売などは、まず期待できないでしょう。

ソニー Smart Bluetoothスピーカー BSP60

採算の取れるモノしか作って売れない

分社化のもう1つのデメリットは「独立採算」になるということです。

当然、1つの会社として独立するわけですから「赤字ではマズイ。利益の出るものを売らねば!」となります。(そのための分社化です)

となると、心配されるのは「利益にならないことはやらない」ということです。

 

なんだ当たり前じゃないか。と思うかもしれませんが、これは結構大きなことです。

大企業と中小企業の違いの1つに「市場の教育をする余裕があるかどうか」ということがあります。

例えば、小さな企業が「ハイレゾ」というワードを思いついて、それを流行させようと思っても、宣伝広告に莫大な費用がかかるので出来ません。しかし、ソニーは大企業なので、その費用を「投資」と考えて「あ、やばい、ゾクゾク、する。」なんて言う余裕があるのです。

この投資によって「ハイレゾ」という概念を消費者に認知させ、さらに「ハイレゾって良いものなんだ」と教育することで、後から大きな利益を得られると考えているのです。

 

ここで1つの疑問が浮かびます。

「ハイレゾって充分に認知・教育されているか?」

という疑問です。

 

認知・教育されていなければ、ソニーは投資を続けなければなりません。しかし分社化をして「利益にならないことはやらない」を実行すると、宣伝広告に今まで以上の費用を使えるとは思えないのです。

 

ソニーは分社化という経営判断をした時点で、「既にハイレゾの認知・教育は完了し、いよいよ収穫の時だ」と思ったのかもしれませんね。

 

どうなるハイレゾ!?

ソニーのオーディオ部門が利益回収モードに入ったとはいえ、ハイレゾを強力に推進していくことは変わらないでしょう。

ただ今後、ソニーがハイレゾの"認知拡大"にどの程度尽力してくれるかは疑問です。

とはいえ、今の認知レベルでハイレゾをウリにした商品を乱発したとしても、市場に歓迎されないのは目に見えていると思います。

ソニーのオーディオ新会社はなかなかに苦労するかもしれませんね。

 

また、利益回収モードですから、「売れるか分からないけど、尖った商品だすよ!」というのも若干難しいかもしれません。スマホ、PC、カメラなどのノウハウとハイレゾを組み合わせた商品が出てきそうもないのは、ちょっとつまらない気がします。

ソニーには面白い商品も作ってほしいんですけどね〜。

 

うーん。どうなるんだ!?ハイレゾ〜!

 

P.S.

ここまで長々書いてきましたが、もしかすると広告宣伝費は本体のソニーが持つ可能性があることを忘れていました。そうなると決算がややこしいですけどね。まぁ、なんでもいい!頑張れ!ソニー!!

 

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