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【比類なきヘッドホン】ゼンハイザー HD800Sは新たなゴールになるか

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最近はヘッドホンもAUDEZ'EやMrSpeakersといったかなり高級な新製品が増えてきましたね。

そんな中、ゼンハイザーが満を持して新しいフラグシップHD800Sをリリースします。

 

 

高域のマスキングを回避するアブソーバーテクノロジーや、高周波の歪みを抑える大型のトランスデューサーなど、徹底した音質へのこだわりを詰め込んだHD800。そのHD 800の音質をさらに追い込み、ブラッシュアップしたのがHD800Sのようです。

 

比較すると中低域の再現力が増したということなので、恐らく"今っぽい"チューニングになっているのでしょう。HD800が発売されたのは2009年ですからね。当時から考えると開放型ヘッドホンに低音を求める人も増えているような気がします。

 

世の中には数多くの開放型ハイエンドヘッドホンがありますが、個人的にHD800という機種にはある種「ゴール」のような存在感を感じていました。「ヘッドホン?収集家じゃないのならHD800を買えばOK。」という感じです。(そうしてアンプ探しの旅が始まるのですが)

まぁ据え置きアンプの試聴機で使われているヘッドホンがことごとくHD800なのを見れば誰でもそう思ってしまいますよね。

 

「HD800を買ったら旅が終わる」そう思うと本心では買ってみたいのですが、怖くてどこか避けてしまう自分がいました。価格も高かったですし…。

しかし冒頭で述べた通り、最近はハイエンドヘッドホンの価格もかなり高騰してきています。(Orpheusなんて怪物も…)価格だけで見ればHD800も中庸なハイエンド機になってしまったと言えなくもありません。

 

HD800Sの発売というのは、そんなゼンハイザーの存在感を改めて示す絶好のタイミングではないでしょうか。さすがの試合運びですね。強者の戦略。これからはゼンハイザーのことを「ヘッドホン界のバルセロナ」と呼びたいと思います。

 

HD800Sは2月上旬発売で価格は20万円前後だそうで。さぁ、混沌を極めるハイエンドヘッドホンの中でHD800Sが「比類なきヘッドホン」というポジションを守ることができるのか、今から発売が楽しみでなりません。

 

HD800Sが発売となるとHD800の中古が増えて価格は下がるでしょうし、買い時がくるのは間違いないと思うのですが、普段聴く音楽的にはHD700の方が好きだったりして、私の悩みもしばらくは尽きることが無さそうです。

いやぁ、いつかは欲しいなぁ。

 

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