【レポート2日目】ポタフェス2015 で出会った素敵な製品たち
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ども。ポタフェスもあっという間に終わってしまいましたね。
楽しかったお祭りが終わってしまうというのは寂しいものです。
いつもヘッドバンクを見て下さっている方から「すぎやまさん、リーズナブルなイヤホンも紹介してください!」というお声を頂いたので、今回は低価格モデルを中心にご紹介したいと思います。
JH Audio 新作ユニバーサル
Layla Ⅱ
「低価格ちゃうんか!」と思いましたよね。ほんとすいません。これだけは紹介しないでスルーするのもどうかと思ったので、サラっと書かせて下さい。
JHの新作ユニバ、高価格モデルの後継機種とのことでしたがさすがの音でした。
Layla Ⅱはフルメタルでずっしり重かったですね。フラットで聴きやすい印象。
Roxanne Ⅱ
Roxanne Ⅱはパッケージはフェイスプレートのロゴが赤かったのですが、現物はLayla Ⅱと同じになっていました。
※追記
Roxanne Ⅱ、やはり発売時はAngie Ⅱのように赤いロゴになるようです。かっこいい…。
Roxanne Ⅱは「ザ・濃い音」という感じ。高域もピシャーンと鳴るのでロックにピッタリですね。人気出そうな気がします。
Angie Ⅱ
Angie Ⅱは奥行きと透明感のある音が特徴的で、ボーカルを聴くのに良さそうなチューニングになっていました。これも凄い音だったので即買いする人が出そうです。
ROSIE
今回新たに登場したROSIE。低価格モデルのようですが、これがもし「エントリーモデル」という表現になったらエントリーモデルの高値更新が期待できそうですね。
こちらは6ドライバーとのことで、上位モデルと比較するとかなり薄味な印象。試聴した順番がLayla Ⅱ→ Angie Ⅱ→ Roxanne Ⅱ→ ROSIEだったため、余計にそこが気になっただけかもしれません。耳をリセットして改めて聴いてみたいですね。
4モデルとも洗練されたデザインと質感、JHならではの濃密なサウンドになっていると感じました。ユニバ絶対王者のポジションはまだまだ譲らないぞ!という意気込みが伝わる製品だと思います。
ということでようやく今回の本題に移りましょう!
BLUE EVER BLUE Model 1200
安価ながら高いパフォーマンスで人気のBLUE EVER BLUE。今回、聴いた新しいフラグシップModel 1200は、広い音場で伸び伸び音を聴かせてくれるイヤホンでした。
BLUE EVER BLUEといえば低域が強いイメージですが、1200はそのような印象がなく、むしろ中高域を優しく柔らかに楽しむのに最適だと思います。
広い音場というのは高級なイヤホンが得意とする特性なのですが、1200はこの価格としてはちょっと驚くようなサウンドステージになっていました。
装着感も軽いつけ心地で、構えることなくリラックスして音楽を楽しむことができそうです。
1200の音場が広すぎるという方は、Model 900もオススメ。こちらは適度な音場感で中域がより聴きやすい印象でした。
FISCHER AUDIO Omega Spark
FISCHER AUDIOはちょっと珍しいロシアのオーディオブランド。「リーズナブルな価格で最高のサウンドをお届けする」という理念でモノづくりをされています。
今回は18日に発売になったばかりの新製品「Omegaシリーズ」3機種を聴いてみました。中でも、気に入ったのはOmega Sparkという何とも強そうな名前のイヤホン。耳の奥まで入ってしまいそうな小さいハウジングながら、ボンボン跳ねるような力強い中低域が魅力的でした。
【国内正規品】Fischer Audio オーハ?ーイヤー型イヤホン Omega Spark FA420167
- 出版社/メーカー: Fischer Audio
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
邦楽ロックなんかを聴くのに良さそうな1品ですね!
Questyle QP1R
イヤホン2機種を紹介したので、ここらでDAPも。出る出ると噂だったQP1Rです。ついに来年1月の発売が決まったようですね。
音は深みのある良い音でしたが、ホイールとボリュームノブの操作感がちょっと軽すぎでした。ホイールはクルクル動いてしまってやや操作しづらかったです。このあたりを改善してくれると魅力的だと思うのですが…。音やデザインは良いだけにちょっと惜しい気がしました。
CYBERDRIVE SEIUN Player
5,000円での販売が話題になっていた謎のハイレゾDAP「SEIUN」。
試しに聴いてみましたがジョーク製品ではなく、ちゃんとしたオーディオプレーヤーです。とはいえボタン4つでの操作方法は特殊で、ボリュームを上げるのも最初は戸惑いました。
多くの曲を管理して聴くのは難しそうですが、ポタフェスみたいな試聴会で試聴曲だけを厳選して聴くのであれば充分に使えそうです。
5,000円以上だとちょっと高いかな…。
Chord & Major
最後に紹介するのはChord & Majorのイヤホン。Chord & Majorは音楽ジャンルによって製品ラインナップを分けるという珍しい手法を用いています。(写真はClassicalというクラシック用のイヤホン)
Classicalの他にRockやWorldといった機種も聴かせてもらったのですが、どれも似た見た目ながら音は大きく違いました。個人的に気に入ったのはドンシャリサウンドが楽しいRockと、Rockよりもハイを落として聴きやすくしたWorldでした。
どちらも低域がドスンと効いていて、かなりハードなRockやメタルも聴けそうです。イヤホン自体はこぶりながらも質感は高く、写真を見て分かるように小さなロゴも丁寧に刻印されてあります。
パッケージもオシャレなので贈り物としても喜ばれそうですね。相手の音楽の趣味を知っていれば機種選びに困らないのも、プレゼントに向いていると思います。
ということでちょっと長くなってしまいましたが、ポタフェス2日目レポートでした。
楽しんで頂けましたでしょうか?
最近はイヤホン価格のインフレが止まりませんが、低価格なモデルでも楽しめる機種はたくさんありますね。
今回のポタフェスで「これは欲しい!」と思った機種をあげるとすれば、DUNUのDK-3001でしょうか。それから音は聴いてないので紹介しませんでしたが、RATOCのUSBヘッドホンアンプ RAL-DSDHA5も「バランス接続はこれ1台でOK!」という感じで欲しくなりましたね。
みなさんもお気に入りの1台は見つかりましたか?
イヤホン探しの参考になればウレシイです!ではまた!
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