【レポート】ポタフェス2015 新製品いろいろ聴いてきた感想 (前編)
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ども!すぎやまです。
今日はポタフェス!ということで秋葉原にノコノコ行ってまいりました。
さっそく新製品の感想を写真中心にお届けしたいと思います!
JH Audio Tri Fi
まずは何より気になっていたTri Fiから。(正式表記はTri Fiなのかtrifiなのか分からない…)
聴いて驚いたのは押し出しの強い低域。ややボワついた感じを受けましたが、エージングが進んでいないせいかもしれません。音場は上下に広く、中高域は軽快な鳴り方です。価格に対しての実力は充分なものを感じました。
ただ10Proファンが後継機として求めていた音質だったかと言われると、ちょっと怪しいかもしれませんね。10Pro後継と言わなければ文句の出ない機種だったように思います。それでも最近のいわゆるハイレゾっぽいチューニングではないので、日本限定モデルながら日本ウケはあまりしないのかもしれません。
この低域、私は結構好きでしたけどね。
UE THE REFERENCE REMASTERED
Tri Fiの次は、UEの新しいReferenceモデル。Tri Fiの後に聞いたので、低域の主張が少なくスッキリした音に聞こえました。中高域の伸びが良く、これこそまさにハイレゾっぽい音だなぁと思います。
とにかく音の1つ1つを正確にモニターできるので、これで音楽制作したら捗るだろうなぁと思います。知り合いのミュージシャンにオススメしたいですが、残念ながらミュージシャンと呼ばれる人の大多数はお金がないので、勧めてもこんなイヤホンを買うことはないでしょう。
Referenceと呼ばれるものは数々ありますが、素直にオススメできる1台だと感じました。
Westone 30 Japan Limited
続いて、Westone30 Japan Limitedも聞いてみました。
チューニングに際して開発者が日本の音楽にどっぷり浸かったとのことで、かなり日本人好みの音になっているように思います。Westoneの他のモデルに比較して低音の主張がやや少なく、全体として聴きやすい印象を受けました。
ただ低域はWestoneの個性なので、これが良いのかどうかは判断が難しいですね。UMPRO30という人気機種よりも若干お高いですし…。聴き比べて好みの方を買うというのが良さそうです。装着感はさすがWestone、素晴らしい!
COWON PLENUE D
写真だっとめっちゃデカく見えますが、実物はかなり小さかったです。UIやデザインも良いので、この価格帯では人気になりそうな予感がします。音は味付け薄めのPLENUEサウンドなので、イコライザーで好みの味付けにして楽しむのがオススメです。
未発売のPLENUE Sも試聴しました。
PLENUE1よりも厚みがあり、がっしりした本体。目玉はやはりバランス接続できる点でしょうか。価格は24万円ということで、やや高いかなぁと思いました。24万円ならAK320買う人が多そう。音はそこまで聴き込んでいませんが、1やMの正統進化という印象でした。
FiiO X7
DAPが続きますが、次はFiiO X7です。(画面汚くてゴメン)
ヘッドフォン祭ではいろいろと未完成であまり触る時間もなかったX7。そういった意味で製品版は今回が初試聴です。PURE MUSICモードで使いましたが、UIがちょっと独特ですね。慣れが必要そうでした。
何より残念だったのが現状はGoogle Playに未対応だということ。そう、つまりApple MusicはX7で使えないのです。無念。現在、何とか対応できないか模索中とのことなので、今後のバージョンアップに期待です。
音の方はなかなか良いんじゃないでしょうか。芯の太い音がしっかり出ています。モジュールが発売されたら変えて聴いてみたいですね。バージョンアップもいろいろと予定されているみたいなので、X7についてはそれらが出揃ってから評価した方が良いかもしれません。何にせよ今後が楽しみなDAPです。
ということで記事も長くなってきたので、ここらで1度区切りたいと思います。
では後編をお楽しみに!とっきー可愛いよとっきー。