4極グランド分離出力とバランス出力ってどう違うの?
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“4極グランド分離出力”はなぜ高音質なのか? OPPOのポタアン「HA-2」とヘッドホン「PM-3」で検証
http://www.phileweb.com/review/article/201505/13/1626.html
<以下、抜粋>
「バランス出力」とは?
ヘッドホンのLch/Rchドライバーを駆動するために2台ずつ、合計4台のアンプを用意して差動出力する仕組み。
「4極グランド分離出力」とは?
Lch/Rchに1台ずつ、合計2台のアンプが搭載されている。【+】(ホット)側の信号がヘッドホンに送られ、アンプ側に返される【ー】(グランド)の信号も4極プラグを経由して、アンプ内部に独立構成で配置されたグランドに戻されるため、通常のバランス出力と同じようにセパレーションの悪化を招くことがない。
音質的な違いはあるの?
バランス出力と4極グランド分離出力を比べれば回路テクニックは異なるものの、ヘッドホンの駆動電圧の生成という点で両者に絶対的な優劣は存在しない
(中略)
4極グランド分離出力とバランス出力の間には本質的な仕組みの差はなく、つまりは回路設計のアプローチが異なっているというだけなのである。
めっちゃ勉強になる記事!
ヘッドホン好きな人は絶対に知っておいた方が良い知識が書かれてる!
つまり、OPPOの中の人はHA-2を作る際に、「ポタアンでもバランス出力に負けないレベルの音質にしたい!」と思ったわけだね。
でもフルバランスにするには4台のアンプを内蔵しなくちゃならない。当然、ポタアンには4台もアンプを積むスペースはない。
そこでHA-2はGNDセパレート設計を採用して、4極グランド分離出力を可能にすることで、2台のアンプでもバランス出力と同等の音質を得ることに成功した。
ということだと思う。
記事でも言及されてるけど、4極グランド分離出力ってバランス出力と根本的な差がないらしい。しかも、HA-2を見て分かるように、通常の3極プラグとの互換性も保てる。
それなら、これからポタアンやDAPでは、この「4極グランド分離出力」って間違いなく流行する方式になるんじゃないかな?
ポータブルの可能性を高めてくれる期待のできる技術だと思う!
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