【レビュー】Noble3、SE535、UM Pro30を聴き比べ!
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最近は複数のBAドライバーを搭載したイヤホンが本当に人気ですよね。
今回は片方にBAドライバーを3つ搭載した3ウェイイヤホンの中で、おすすめ機種をレビューします。
3ウェイのイヤホンなら5万円を切る価格で入手可能で、1万円くらいのイヤホンからのステップアップにピッタリだと思いますよ!
今回はNoble Audio「Noble3」、SHURE「SE535」、Westone「UM Pro30」を聴き比べてみました!それぞれ、高音、中音、低音に特徴のある機種です!
高音好きに!Noble Audio「Noble3」
Nobleも非常に人気の高いメーカーですね。ヘッドフォン祭でもブースが賑わっていました。私としてはNobleの特徴は高音にあると思います。もちろん、3ウェイのイヤホンですから、低音から高音までしっかり出ますが、特に刺激的なのが高音です。
クラッシュシンバルの「シャーン!」という音がかなり印象強く響きます。スネアもストレイナーを緩めたような「シャラ」っとした鳴り方をしますね。高音には多少隠れますが、低音もボワつかずしっかりと出ています。
それから3機種中、音場の広さは最も広いですね。高音の響きがさらにそう感じさせるのかもしれません。
この辺りがSHUREやWestoneにはない特徴になっていると思いますよ。
広めの音場や華やかな高音が好きな方にはオススメです!
中音好きに!SHURE「SE535」
【国内正規品】SHURE カナル型 高遮音性イヤホン SE535 メタリックブロンズ SE535-V-J
- 出版社/メーカー: SHURE
- 発売日: 2010/08/10
- メディア: エレクトロニクス
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こちらはご存知、高級イヤホンブームの火付け役と言われたSHUREです。
今回は3ウェイイヤホンということでSE535をピックアップしました。SHUREというと「SE535 Special Edition」の方が何かと話題になりますね。しかし今回は5万円以内の価格で比較したかったので、あえてこちらにしました。
とはいってもSE535も決して劣るイヤホンではなく、むしろ高音の味付けが自然な分、得意とする中音域をしっかり楽しめる機種になっています。
SE535は今回比較する3機種の中では、最もフラットな音と言えます。中音域が密度の高い元気な音を出すので、高音や低音に注意が向かないもということもあると思いますが。
「聞こえなかった音が聞こえるイヤホン」というよりは、「聞こえる音がしっかり聞こえるイヤホン」ですね。音場は狭いというか、モロに頭の中で鳴っている感じがしますね。中音にパワーがあるせいだと思います。これはマイナスではなく好みの範囲ですね。
パワーはありながらも、より自然な音を求める方にオススメです!
低音好きに!Westone「UM Pro30」
最後はWestoneの「UM Pro30」。こちらは低音が魅力のイヤホンだと思います。恐らく聴いた瞬間に、バスドラムやベース音にハッとさせられるでしょう。とても質が良く、パワフルな低音を出してくれるのです。
とはいえ、その低音域にヴォーカルや高音が飲まれてしまうかというと、そんなことはなく、絶妙なバランスで聴かせてくれます。
高域はしっかりと伸びますが、キンキンすることがないので聴きやすく、ヴォーカルにも生々しさがあります。
独特の「ライブ感」のような空気を持った機種なのかもしれませんね。色んなアーティストのライブ盤を聴いてみたくなる音がします。
低音が魅力と書きましたが、決して低音ばかりが主張する機種ではありませんよ。
一言で言うなら「迫力があるイヤホン」だと思います。
今のイヤホンに迫力が足りないと思う方にはピッタリですよ!
ということで、今人気の3ウェイドライバーイヤホンのおすすめ3機種でした!
私の個人的な感想としては、最後に紹介した「UM Pro30」が一番好きですかね〜
購入のご参考にどうぞ!