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ヘッドバンク編集雑記「もはや音質は徒競走ではなくなった」

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あ!どうも!すぎやまです。

このSEOにめちゃ弱いタイトルの記事を読んでくれているということは、いつもヘッドバンクを読んで下さっているんですね。

本当にありがとう。今日は記事として書くことは無いので雑記です。

 

BRAVOのレビュー書くはずが…

今日は本当ならAurisonicsのBRAVOシリーズのレビューを書こうと思っていたんですよ。だから、午前中にウキウキ気分で試聴に行ったんですが、なんと「EVA」しか展示が出てない!

思わず2度見しましたね。だって発売日10日でしょ?今日は何日よ。Aurisonicsがちょっと可哀想だと思ってしまいました。

 

「あ、これはあれか、売り切れるほど売れてるから展示機出す余裕ないのか」って思って在庫を調べてみたらしっかりある!これでは「条件面とかで揉めたせいで並んでないのかな」とか、思わず色々と勘ぐってしまうよね。

だから、完実電気さんにメールしてみました。「試聴機を貸して!」って。

今日は返事無かったけど、貸してもらえると良いなぁ。

 

新製品の発売日はメーカーにとって特別な日

関係ない話なんですが、ワタクシ、前職は某カメラメーカーの営業をしていました。だからメーカーとして、発売日の大事さってすごく分かるんですよね。製品の発売が決まると、必ず手帳にメモをして、その日のために準備をたくさんしてきました。

特に発売日の週は会社に泊まる勢いで準備をしたものです。そうやって、やっとのことで迎える発売日。自社の製品が売場に並ぶというのは、それまでに多くの苦労があるとともに、その苦労を忘れてしまうくらいウレシイことでもあります。

 

それくらい発売日というのはメーカーにとって大切なものなんですよね。

今日、新製品のイヤホンが並んでいないのを見て、思わずそんなことを思い出してしまいました。(別に糾弾しているわけではなく、単に思い出しただけです。どんな事情があるのか全く知らないので。)

 

レビューを読んで思うこと

ワタクシは自分でレビューを書くとともに、できるだけ色んな方のレビューを読むようにしています。レビューを読んでいて思うのは、大手メディアのレビューはあまり面白くないなぁということ。(Barksさんは例外?あれは趣味すぎるよね)

思うに、そもそも面白くしようと思って書いてないんだろうな。権威というか威厳というか、そういうものを持っていることにしたい、そういうものを誇示したいという感じがする。証拠に「よし買ってみようかな」と思わせてくれるレビューの少ないこと少ないこと。

それに比べると"個人"のレビューは面白いですね。そもそも白黒ハッキリ言えるのが小気味良い。内容としても「その通りだな」と思うのもあれば「全然違う感想だな」というのもあって、何とも言えない"ワクワク感"がある。

ヘッドバンクのレビューもそういうモノでありたいな。自分のレビューは決して"正しいこと"を言ってるつもりはないんです。ただの1つの意見ですからね。

理想としては「またすぎやまが何か言ってるぞ」と言われながらも、興味を持ってもらえる存在でありたい。そんな感じです。努力していきます。

 

音質が徒競走だった時代は終わった

最近は、同じ「イヤホン」というカテゴリー内ですら、比較するのが難しくなってきています。ダイナミックとBAを比較するのはナンセンスと言われるし、BAもシングル、マルチ、ハイブリッドと多様化の一途をたどっています。

単純に比べることが困難になると、イヤホンを選ぶのは難しくなるばかり。最近、イヤホン店の接客を聞いていても「これがオススメです」と断言するのはかなり難しそうです。

思うにイヤホンやヘッドホンはもはや徒競走ではなくなってしまったのでしょう。みんなが同じスタート地点にならんで、ヨーイドンでゴールを目指すものではなくなってしまったのです。何個ドライバーを積んでるとか、高級な素材を使っているとか、一部ではまだそういう徒競走が続いていますが、まもなく終わるでしょう。

 

これからのメーカーとユーザー

これからのメーカーによる音質競争はトラックを走る人、プールを泳ぐ人、自転車に乗る人といった具合に、各々が自分たちのゴールを目指す形になると思います。そういった中で、自分たちのゴールを見つけられなかったプレーヤー(メーカー)は脱落していくでしょう。

ユーザーは(ドライバーが何個といった)スペックではなく、目指すゴールに共感できるメーカーについていくことになりそうです。

つまり、メーカーが掲げた「高音質とは何か?」「どうやってそこへ辿り着くか」というメッセージに共感することで、商品を選んでいくような気がするのです。

 

これを既に上手くやりつつあるのがJust Earですね。Just Earは初めからスペック競争には参加せず、高音質への真摯なアプローチで人気を得ています。

ということで、今後のキーワードは「高音質とは何か」「どうアプローチするのか」ということに焦点が当たるんじゃないかな?なんて考えたりしています。

魅力的な新製品が出てくることに期待しましょう。

まだまだヘッドホンやイヤホンには可能性があると信じています。

ではまた!

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