AK320が発表。気になる価格は?AK240より安くても不思議じゃない理由
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AK320が発表になりましたね。
AK380の基本設計を踏まえつつ、容量を128Gにしたり、再生可能なサンプリングレートを制限したり、本体をジュラルミンではなくアルミにすることでコストを抑えたモデルのようです。
300番台のAKということでAK380とAK240の間の価格、つまり50万円〜30万円のどこかになるかと思っていたんですが、そうでもないかもしれません。(定価ベースの話)
中華ソースですが2000ユーロ程度という話もあります。
11月現在、1ユーロ=130円くらいですから、2000ユーロというと約26万円。
代理店の取り分を考えても国内の販売価格が30万円を切ってくる可能性があります。(実売はさらに数万円下がるでしょう)
でもその場合気になるのはAK240の立ち位置。
AK320とAK240を比較すると、扱えるサンプリングレートはほぼ同じようです。(AK320はDSD128ネイティブ再生の表記がないので厳密には差があるかもしれません)
内蔵メモリはAK320が128Gに対してAK240は256G。
ボディ素材はAK320はアルミですが、AK240はジュラルミン&背面カーボンプレートとなっています。
本体重量はAK320が230gで、AK240は185gとスリムです。
このように見てみると、AK240は必ずしも下位とは言えないかもしれませんね。もちろんDACチップはAK320が最新型を搭載している点は見逃せません。(とはいえ最新だから音が良いとは限らないのがオーディオの面白いところでもあります。)
そもそも300番代のAKは「第3世代」という扱いになるのではと思っています。(もうなってる?)そのように考えれば旧世代と価格が交差しても特に違和感ありませんね。
第3世代AK用には既に専用アンプが発売されていますし、PCレスでCDリッピングできるクレードルも発売予定です。その他のアクセサリーも第3世代AK対応とした方がスマートな気がします。
AK380と同じ形で廉価モデルが出てきたのは少し驚きましたが、アンプやクレードルも使えると知って「商売上手だなぁ」と思ってしまいました。
AK380専用アクセサリーではいくら儲かる周辺機器とはいえ利益的に厳しいでしょうからね。
第3世代で早くも50万円になってしまったAK。
来年以降はいったいどうなるのかというのも楽しみです。
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