メンヘラ界のインフルエンサー 大森靖子が帰還するぞ
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「Twitterのプロフに椎名林檎の文字がある女には気をつけろ」これはSNSを使いこなす上級ネット出会い厨の間では、長らく不文律をされてきたものです。
しかしこの不文律を超える「タブー中のタブー」もはや禁書扱いになっているのが大森靖子だということはご存知でしょうか?
そんなメンヘラ界の魔王的存在の大森靖子。注目されるや否や同属性のメンヘラ達を味方につけ、意識高いサブカル界隈も飲み込み、今や立派なインフルエンサーとなってしまいました。(実際のところ、知名度はどれくらいなんでしょう?)
メジャーデビュー直前に結婚、今後の展開が気になっていた矢先に妊娠と、話題のダイナマイトを地でいく彼女でしたが、昨年10月に無事男児を出産。いよいよ音楽活動が再開されるようです。
私が大森靖子を知ったのは恥ずかしながら結構遅く『絶対少女』がリリースされた頃。印象的なジャケットをよく覚えているのですが「なんかヤバそう…」という雰囲気から聴くには至りませんでした。
しかしながら、神は私が大森靖子を避けて生きることを許してくださいませんでした。たまたま買ったピエール中野のソロアルバムに大森靖子の歌う『チョコレート・ディスコ』が収録されていたのが運の尽き。見事メンヘラワールドに招待された次第です。
グダグダ言ってもしょうがないので1曲どうぞ。(聞きながら読んでね)
大森靖子の音楽はつかみどころが無いのが魅力で、本人も「あー、◯◯チルドレンね」みたいなカテゴライズのされ方が我慢ならない様子。
特に椎名林檎との比較は死ぬほど嫌だったようで、皮肉を込めて勝訴ストリップのジャケットをオマージュしたりしていました。
ただ皮肉なことに、電撃結婚や出産が話題になるという点では椎名林檎とモロに被ってしまいましたね。これでバンドでも組みだしたらモロに林檎路線と言われても仕方ないかも。(それさえもオマージュなのかもしれませんが)
音楽に対して◯リマンを自称する大森靖子、その音楽性はまさに「人間」と呼ぶに相応しいものだと思います。本音をしゃべったかと思えば平気で「嘘です」という彼女の世界観は、底が見えるようで実は深い「透明な海」のようです。
母親になった大森靖子が魅せつける次なる人間性には目が離せません。
まずは復帰曲に期待したいと思います!
(育児ノイローゼの歌詞とか止めてくれよ…)
最初は批判的だったニコニコのコメントが徐々に好意的になっていくのが面白い動画なのでオススメ。